少女の瞳の中にあるものは――つばな『バベルの図書館』

 

バベルの図書館

バベルの図書館

 

 クラスで浮いた存在の少年と夢見がちな少女。ある不思議な出来事をきっかけに、少女の中で少年の存在は大きくなっていく。ついに少女は、幼いころの体験にまつわる秘密を打ち明ける。

 

タイトルと絵柄からほんわかSFだと思って読んでみたらあららら。

最初は不思議な力を持つ少年に目を奪われがちだか、だんだんと雰囲気が変わってきて思わぬところへ連れて行かれる。

作中にある謎の多くは説明されない。それは物語にとって大事なことではないからだ。この展開、このラストに何を感じるのか。

お話として意外性はあるが、イコール面白いとはあまりならないかな。もっと見たことないものを見せてほしかった。