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引きが足りないのでは――優『五時間目の戦争 』

「漫画」

 

 離島で暮らす少年少女。そこで生まれ育ったもののほかに、本土から逃げてきた者もいる。この世界では、この国は、彼らの知りえない何かと戦争中なのだ。そして、その離島にも、戦争の魔の手はせまっていた。

 

銃後の世界を描く、ということらしいが、受けた印象は最近多いデスゲームものとかに似たものがあるような。

離島からは四国が臨める。戦火に焼かれる地を目の前にしながら、少年少女は不条理な運命に震えるしかない。時代や国の状況も満足に明かされず、読者は登場人物よりも持ってる知識は少ない。今の漫画として、かなりチャレンジングなつくりだ。

ただ、1巻の中では、読者を引っ張るもの、先が読みたいと思わせる要素が足りないのではないか。

あとなんでキャラのアップばっかりなんだろ。もっと引きの画が見たい。